ビル業界トピックス

い草の防音畳「畳無音(たたむね)」ピアリビングが販売開始

 防音専門のピアリビング(福岡県宗像市)は、必要な時だけ広げて利用でき、収納も簡単な防音の畳「畳無音(たたむね)」の販売を開始した。床に置いて階下への足音を軽減したり、オフィスでは立てかけてパーティーションとしても使用できる。折り畳み式で軽量のため、気軽に出し入れできる。材質に使用されている「い草」には吸音効果があり、またホルムアルデヒドや二酸化窒素を吸着する空気清浄機能や、抗菌・消臭・吸湿など様々な機能がある。自然素材を使用し、SDGsにも寄与する。オフィスのデスクの上に立てて利用すれば集中スペースとしても活躍しそうだ。災害時のパーティーションにもなる。
 オフィス内で需要の高い「個室ブース」は設置費用もかかり、場所が固定されるため、気軽に利用出来ない場合も多い。「畳無音」は気が向いたときにすぐに自分のデスク上に設置でき、周囲から独立したスペースを作ることが出来る。自宅リビングでもすぐにワークスペースに転換し、テレワークを開始できる。代表取締役の室水房子氏は、「コロナ禍で騒音対策の相談が増えたこともあり、持ち運べて簡単に設置できる防音製品のニーズに応えられる製品を作りたいと思い、開発しました」と背景を語る。同社では今後DIYのニーズを捉え、福岡県の新宮エリアに「ピアリビング新宮ファクトリー」を本年2月にオープン予定。538㎡のスペースで製品販売のほか、防音の相談や、自身で製品を組み立てたい顧客向けに防音建材や、製造段階で廃材となったカットグラスウールのリサイクル販売も行う。また関東エリアのショールームも千代田区神田から新宿区に拡大移転予定。既に中国市場など海外にも進出しているが、更に注力し「音の問題を解決し、人々の幸せに貢献する」理念を追求する。

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