ビル業界トピックス

東急不動産と再生建築研究所が業務提携 第一号案件は世田谷区の築44年ビル

 東急不動産(東京都渋谷区)と、再生建築研究所(東京都渋谷区)は、老朽化による様々な課題を抱える物件に対して、再生建築研究所の建築手法「再生建築」を通じて多様なソリューションを提供し、サステナブルな社会の実現を目指すため、業務提携契約を締結した。

 両社の協業により、老朽化物件が抱える様々な課題を解決し、既存建物の「物理的価値(耐震性の向上、設備の更新など)」及び「経済的価値(時代のニーズに合わせて建物の用途変更を行うことができる自由度の高い設計、デザインの刷新など)」を長寿命化させることができる。既存物件を取り壊さずに生かすことで、CO2排出量や産業廃棄物の削減に繋がり、脱炭素社会・循環型社会の実現にも貢献できると考えている。

 提携後初となる共同プロジェクトとして、東京都世田谷区太子堂一丁目所在の旧耐震基準のオフィスビルを一棟丸ごと再生する「(仮称)太子堂一丁目計画」を推進している。

 同ビルは、敷地面積599・33㎡、延床面積2146・21㎡、RC造地上3階地下1階のオフィスビル。この計画では築44年の既存建物に耐震補強を行うとともに、デザイン性に配慮した意匠計画を行うことで、高い安全性と収益性を確保した持続可能な建物にバリューアップさせることを目指している。なお竣工は2023年5月末を予定している。

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