ビル業界トピックス

NTTアーバンソリューションズ/NTT都市開発 「未来のオフィス 4×SCENE」秋葉原UDX6階に開設

社員が自ら利用・運営 データの取得解析も行う

 NTTアーバンソリューションズ(東京都千代田区)とNTT都市開発(東京都千代田区)は26日、本社オフィスのある「秋葉原UDX」6階に実験的ライブオフィス「未来のオフィス 4×SCENE(フォーシーン)」を開設した。

 「未来のオフィス 4×SCENE」は、リモートワークを基本としながら、今後も必要な未来のオフィス像を描き、社員が自ら利用・運営及びデータの取得解析も行う、ブラッシュアップし続けていくライブオフィス。社員の働く環境やスケジュールを先読みしてレコメンドする、1人ひとりの好みや目的に応じて自由に働くシーンを選択できることを意味する。

中でも同社は、これからのオフィスの在り方は「意識的に向かう場所」と解説する。「好み」と「行動・目的」に合わせて自由かつ柔軟に環境を選ぶ、ABWの一歩先を行く新しい働き方「Personalized ABW」が定着し、働く人が目的を持っていく場所になるとのこと。「明日は同じプロジェクトに関わっているメンバーと直接会って仕事をしたい」であれば出社。出社してからはメンバーと賑やかに交流しながら業務を進め、時にはひとり集中しての作業に没頭する、といったシーンへ柔軟に対応した環境が求められている。

 メディア向け発表会では、NTTアーバンソリューションズ 執行役員 デジタルイノベーション推進部長の上野晋一郎氏が登壇。

「リモートとオフィスのハイブリットワークが定着し、オフィスワーカーが『好み』と『行動・目的』に合わせて自由かつ柔軟に働く場所を選ぶ、新しい働き方になってきました。人の働き方が変化したことで、それらを支えるオフィスの在り方も変化しています。『未来のオフィス 4×SCENE』は様々な目的を持って出社する多様な人たちを、デジタルがナチュラルに支えることで、チームや個人のパフォーマンス高めると同時に、Well―beingを実現します」と語った。

4つの空間を構築 社員の最適を先読み

 具体的には、4つの空間を構築した。例えば「CASUAL」は、カフェとコラボレーションルームを併設。カジュアルなコミュニケーションや人から刺激を受けながら仕事ができる空間だ。一方「FOCUS」は、図書館のように静かに集中して働くエリア。各席に気流制御装置があり、快適な環境を維持・提供する。基本室内では集中を妨げる会話や長時間の会話はNGとなる。また「TEAM」は、その名の通り組織・チームで集まっての働く環境に適したエリア。役員ブースや執務デスク等があり、組織活動のベースとなる。最後は「INTRODUCTION」。同オフィスのエントランスを担い、正面のプレゼンテーションラウンジでは見学者へのプレゼンも可能。モニターを見れば、同僚の出社状況等も把握できる。

 もちろん場の構築だけではない。オフィスワーカーの環境やスケジュールから「最適を先読み(予知)」する機能がある。まず効率性が上がる出社タイミングや仕事場所をレコメンドを行う。いつ出社すれば効率的にチームのメンバーと仕事ができるかをレコメンドする。出社時にはそのメンバーがどこで仕事しているかを把握でき、より円滑にコミュニケーションを図れる場所を視覚的に見極め選ぶことで、作業効率性アップにつなげる。また社員に合わせてリフレッシュすると良いタイミングもレコメンド。将来的には個人の嗜好や購買情報から最も効果的なリフレッシュの方法を予測。店舗やスペースの空き状況などをふまえた最適な提案も行う。

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