ビル業界トピックス

ビル清掃業務に自立移動型ロボット導入 大和ライフネクストとJR東日本ビルが共同で

 大和ライフネクスト(東京都港区)は、JR東日本ビルディング(東京都渋谷区)と共同で、管理受託建物である「JR目黒MARCビル」で、自律移動型ロボットを活用した清掃業務を4月より開始する。

 同ロボットは、AIカメラやセンサーを通じて周囲の環境を認識し、人や障害物を自動で避けながら自律走行することができる。エレベーターや自動ドア、フラッパーゲート等とAPI連携(アプリケーションとプログラムを連結させること)をすることで、設定したルートの走行(清掃)が可能となる。

 自律移動型ロボットの導入により、人(清掃員)とロボット、それぞれの得意な清掃作業を分担することで、業務効率化及びサービス品質の向上を見込むことができる。

 実証実験では、ロボットが「水平面(床面)の清掃」に特化することで、人(清掃員)は「人の手による清掃が適している、トイレやガラスなどの立面等の細部の清掃」に注力することが可能となり、建物全体における清掃サービスの品質を向上させることができたとしている。

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