ビル業界トピックス

BPM、日本トータルテレマーケティングと“建物・設備メンテナンスに特化したDX支援サービス”の共同運営を開始

建物・設備の維持管理を担う“メンテナンス業界”のDXを支援するBPM株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:桐原 康輔 以下、BPM)は、日本トータルテレマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森 真吾 以下、NTM)との共同運営を開始した。今後両社は、建物・設備メンテナンス業における施工履歴データの蓄積・分析・活用を支援する、業界特化型のDX支援サービスを提供するとのこと。

共同運営の背景

住宅・ビル・商業施設などの建物・設備を対象としたメンテナンス業は、既存建物の活用を推進していく上で、必要不可欠な産業となっている。しかしながら、職人の高齢化・労働人口の減少による担い手不足、業界全体の働き方改革・IT導入の遅れなど、多くの課題を抱えている上、業界特有の多重下請け構造が業務改革を複雑にする一因となっている。

両社はこの度の共同運営を通じ、メンテナンス業界に特化したDX支援を強化することで、持続可能な業界インフラの構築の実現を目指す。

両社の取り組み

BPMは創業当初よりメンテナンス施工マネジメントサービスを提供し、賃貸住宅をはじめとする建物・設備のメンテナンスに関して様々なノウハウを蓄積してきた。
また、自社開発のクラウドサービス「Qosmos」による現場業務の効率化とデータ活用支援に取り組んでおり、同業界において人手不足や技術承継に課題を持つ企業へのソリューション提供をおこなっている。

NTMはコンタクトセンター事業・フルフィルメント事業をはじめ、EC総合支援サービス、公共BPOサービスを提供し、顧客企業の課題に応じたソリューション提供をおこなっている。

今般両社は、NTMのもつコンタクトセンターサービスに特化したオペレーション体制を基盤とし、BPMのクラウドサービス「Qosmos」を用いたメンテナンス施工マネジメントのノウハウを組み合わせることで、建物設備の故障・トラブル・交換依頼など利用者の問合せ受付から、工事手配、施工完了のレポーティング作業、工事情報のデジタル化まで対応可能な、一気通貫なサービスを構築致した。
メンテナンスに関する業務を一括で提供する中で、顧客の業務負荷軽減にとどまらず、施工データの活用に基づく業務変革の支援をおこなっていくとのこと。

NTMについて

1994年にコールセンター市場におけるビジネスをスタートし今日に至るまで、テレマーケティングに関わるコンタクトセンターサービスに加え、フルフィルメントサービス・EC総合支援サービス・自治体向けBPOサービス・人材派遣などのサービスを揃え、さまざまなお客様の付加価値創出を支援。

会社概要

日本トータルテレマーケティング株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル3F
代表取締役社長: 森 真吾
設立日:1983年9月
企業HP:https://www.ntm.co.jp/

BPMについて

Branch Point(分岐点)のマネジメントを標榜して2011年に創業。以来、建物メンテナンスの施工管理やリフォーム工事、不動産管理会社向けのコンサルティングなどをおこなっている。これらの業務で培った知見を活かし、建設業・不動産業向けのシステム開発を2017年に開始。2020年にメンテナンス業務効率化システム「Qosmos」をリリースし、建物・設備メンテナンスを取り扱う”メンテナンス業界”に向けたサービスを提供している。

会社概要

BPM株式会社
所在地:東京都千代田区岩本町二丁目5番6号 SANYO BLDG 5F
代表取締役: 桐原 康輔
設立日:2011年4月1日
企業HP:https://bpm-gr.co.jp/

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